北条病院では、年に2回消防訓練を行っています。

当院は療養型病院のため、ご自身で動くことが難しい寝たきり状態の方や車椅子で移動が必要な方がたくさん入院されています。

一番大切なのは火事が起こらないようにすることですが、最悪の事態が起きてしまったとき、職員がどのように協力して患者様に避難してもらうのか、迅速な対応ができるように想定しながら消防訓練を行いました。

まず最初は避難訓練です！

実際に行ってみると、避難を呼びかける声がちいさかったり、慌ててしまったり…

反省点をたくさん見つけることができ、次回への課題も見つかりました。

避難訓練の後は、消火訓練を行いました。

火災がおこってしまった場合、消防隊が到着するまでに約５分かかると言われています。そこで大切なのが、火災による延焼を広げない為に、初期消火を行うことです。

消化器の使い方や姿勢、消火活動を行う際の炎との距離、普段取り扱う機会がないからこそ繰り返し訓練を行い身につけることが大切なのだと改めて実感した訓練になりました。